嫁さんの妊娠が発覚し、安定期に入ったこともあって周りの友人たちにも周知していた頃。
私は不安な気持ちでいっぱいだった。
- 「自分はちゃんと父親できるのか?」
- 「っていうか父親って何?」
- 「具体的に何をすればいいの?」
- 「まず何から準備すればいい?」
父親の心の準備とかをネットで調べてみても、なんかピンとこない。
正直子どもが産まれるということに対しても実感が湧いていなかった。
「実感すら感じられていない自分は異常なんじゃないのか?」
毎日そんな事を考えていた。
これから父親になろうという皆々様。
大丈夫です。
心配ありません。
男性はみんなそうらしいです。(人によるでしょうが)
最初なんてなんもわからんのが当たり前です。
私が相談した先輩方も何の確証も自信もなく出産を迎えたそうです。
結局私もそうでした。
「なんとかなる」ではなく「なんとかするしかないんだからなんとかなる」でした。
サボるとか投げ出すとかできないんだから。
大丈夫です、1つだけはっきり言えるのは、
その抱えている不安は生まれてきた我が子を見た瞬間、すべて吹っ飛びます。
僕はリアルに「…なんだこの可愛い生き物は?」となりました。
「え?これ俺の子?」と理解できない状態がしばらく続いて、無言でずっと見続けていました。
ぶっちゃけ、最初に我が子に会ったときですら自分自身が父親になった実感は湧いてなかったです。
嫁さんの地元まで会いに行って我が子に会いすぐに自宅に戻るわけですが、帰りの新幹線もなんかずっとぼーっとしてたのを覚えてます。
初めて自分の子どもと対面した時に、「この子だけは何があっても守る」という覚悟だけ心の中にあれば全く問題ないです。
今でも毎日毎日がイレギュラーの連続で、色々想定しながら準備してはいたものの「これこうしたほうが良さそう」「これはやらないほうがいいね」と二人で毎日試行錯誤しています。
ある程度予測できることもあるし、予測できないこともあります。
そんなイレギュラーが毎日起こることだけ覚悟しておきましょう。
毎日少しずつ、「あぁこれやろう」が浮かんできます。
今もちゃんと父親をできてるかなんて私には全然わかりませんが、これからも手探りで、ありきたりだけど嫁さんと二人三脚で楽しんでいこうと思います。