そういえばつい最近、知り合ったばかりの方によくわからないDJ論をぶつけられた事がある。
「ターンテーブルでDJしないとDJとは呼べない」
「PCでシンクしてBPM合わせるなんてDJじゃない」
へー。
そうなんですね、初めて知りました。
ここからは私の超個人的な見解満載な意見になります。
異論は認めますし、上の記事で書いてるようにそもそもDJ論を人にぶつけるなんてあんまり好きじゃないです。
なので今回はただの愚痴です。
※DJにも色々あります。ここで言うDJはショーケースのようなプレイをするものではなくクラブプレイを前提としたDJを指します。
私は基本的にPCでSeratoDJPro、ヴァイナルコントローラでDJをプレイしている。
アナログでも普通にできますが、持ち運びが無理ゲーすぎてもうアナログオンリーでの依頼はお断りさせていただいてます。
SeratoのコントローラはCDJは使わないし、シンク機能も使いません。
でも別に存分に使って良いと思ってます。
そもそもお客さんが求めてるものってなんですかね?
もちろんその人のスキルであったりいろんなトリックプレイであったり色々あると思いますが、大前提スピーカーから鳴らされる音楽がすべてだと思っています。
それを発する媒体が何であろうと関係ないと思っています。
なんだって良いじゃん、良い音・良いプレイがスピーカーから鳴れば。
超極論を言うと、クラブプレイをするDJは音楽家ではなく空間アーティストだと思っています。
私にとっては、人様に作っていただいた音楽を使わせてもらって眼の前の空間をどう創り上げるか、がDJする上での一番の楽しみです。
どういう空間を創るか、その空間でみんなが笑顔でいてくれればそれだけで大満足です。
何で音を出そうがみんなが喜んでくれていれば結果OKだと思っています。
なにかにこだわるのは大いに結構。
むしろ大事だと思います。
もちろん私にもこだわりはたくさんあります。
ですがそのこだわりを押し付けるのは違う。
だから最近SNSでよく見かけるDJ論を「◯◯じゃなきゃダメ」って書いてる人はまぁ嫌いです。
好きにやらせろよ。
やり方が間違ってたら直せばいい。
そうやって学んでいけばオリジナルのスタイルができるから。
それが経験値というものでしょう。
私たちが使わせてもらっている音楽は元来自由なものなんだから。
お目汚し失礼いたしました。
もう二度とDJ論なんて書きません。(たぶん)