久々の趣味記事です。個人的な見解をつらつらと並べてるので興味ない人は回れ右してください。
去年90敗したライオンズが現在2位。首位とは1ゲーム差。上位4チームが団子状態とはいえ、誰がこんな順位を予想しただろうか。メディアで公開されていた開幕前の順位予想ではほとんどの人が最下位と予想。当然だ、去年と比べて上がり目要素が他球団と比べて少なかった。私自身もそう思っていた。新外国人は当たりだと良いなー、程度だった。なんならネビンよりセデーニョのほうに期待していた。
というわけで、ここまで見た上でのライオンズ躍進の要因となる、去年と比べて何が上がり目となったのかを挙げてみよう。
上がり目要素
- 今井、隅田覚醒
- 今年から2人とも同じ師に従事し、身体の使い方を学んだことによって去年までとは全く違う投手になっている。
- 隅田は宮城と双璧となる球回最強左腕(ちょっと言い過ぎかもしれない)となり、あらゆる項目で今井と1位を争っている。
- 今井はもはや右左関係なく球界最強投手になってしまった。四死球も激減した上に先日ついに160キロを計測。100マイル投手の仲間入りである。頑張って対策して色々策を練って、取れて1点というマイライフ状態。

- 1番打者の固定
- 長年の課題であった1番打者が西川に固定できた。開幕当初は長谷川で固定しようとしていたがなかなか結果がついてこず、2番に座っていた西川が抜擢され、その西川が12球団でも上位を争う先頭打者となっている。
また、その長谷川もここ数試合成績を戻しつつある。
守備の良い2人なので打撃成績さえ上がってくれば万々歳である。
- 長年の課題であった1番打者が西川に固定できた。開幕当初は長谷川で固定しようとしていたがなかなか結果がついてこず、2番に座っていた西川が抜擢され、その西川が12球団でも上位を争う先頭打者となっている。
- 滝澤夏央の台頭
- 今現在は足を痛めて二軍にいるが、この夏央の活躍は多くの人を驚かせたのではないだろうか。元々良かった守備もさらに良くなり、課題であった打撃はHR以外はなんでもできる状態に。守備の要、源田が不在の間はショート、源田が帰ってきたらセカンドとサード。どこについても堅実であり華麗でもある守備を見せている。
- 新外国人大当たり
- セデーニョではなくネビンだった。大当たりである。打率は高打率とまでは行かないが好不調の並も少なく、早打ち傾向なので四球は少ないが得点圏にも強く、犠飛などの最低限もしっかりこなして打点を稼いでくれる。しかもファースト守備バカ上手い。ネビンがいてくれることによって、「頑張って1,2点とればあとは投手陣がなんとかしてくれる」という戦略が成り立つ。
- 全体的に守備がカッチカチ
- 全体の守備に関してはおそらく12球団No.1だろう。
源田は説明不要として、加えてネビン元山滝澤という布陣でカッチカチの内野を見せてくれている。いったい何点消し去ったのか。
外野手も西川長谷川が俊足強肩なので普通に安心。
- 全体の守備に関してはおそらく12球団No.1だろう。
- 渡部 聖弥の存在
- タイトルにもあるルーキーの名前。こいつはヤバい。当たり前のように複数安打を繰り返す。なんなら長打もでてきた。もはや雰囲気はベテランの雰囲気。
- 元々成長を期待されていた投手が期待以上の成績を残している
- 渡邊、菅井といったこれから背負って立つとされていた投手陣が期待以上の成績。そのおかげで今井、隅田、武内といった二桁勝利を義務付けられた投手以外のローテの谷間もしっかり勝てるようになった。
とまぁ書けば出てくるポジティブ要素。そら書いてる私もポジポジです。しかし当然ネガティブ要素もあるわけで。これがこれからどうなっていくか、が中盤〜後半の鍵になってきそうです。
不安要素
- 外崎大丈夫か?
- コンバートされた三塁の守備がだいぶ怪しい。なんなら打撃もそこまでパッとせず、期待されている成績には遠く及ばない。
- セデーニョがんばって
- 2軍で無双してたから1軍でも期待したらくるっくる。あかんやんけ。
- ウィンゲンターと平良がちょこちょこやらかす
- 1回のやらかしが命取りなセットアッパーとクローザーなので仕方ないが、それでもやらかしが目立つ。
- 予想より結果が出てる打線、投手陣がいつまで持つか
- すべてに言えることだが、今の良い状態が長続きする保証はない。その時に別に台頭してくれる選手がいるかどうかが大事になりそう。
今井隅田だって今の状態がずっと続くとはさすがに思えない。機能している打線だってただの上振れの可能性は大いにある。状態が落ちた時に何ができるか、の選択肢が西口監督にどれだけあるか、とても気になる。
結果、ここまでは開幕前の予想を大いに裏切ってくれているのでとてもプロ野球が楽しいです。去年はふてくされて大谷ばっかり見てたので。あと、レジェンドである西口監督を去年の松井稼頭央の二の舞いにすることが(今のところ)なくて良かった。
長い1シーズン、良い状態の時も悪い状態の時もあるだろう。悪い状態の時どうやって早めに切り抜けるのかも楽しんで観ていられたら良いですね。