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エンジニアへの転職について

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ここのところ、プライベートであったりSNSであったりで転職に関して相談を受けることが多いので個人的な目線で感じたことをちょっとまとめてみようと思います!

ここで書くのは

  • 高年齢からの未経験エンジニアへの転職
  • エンジニアになってからのさらなる転職

である。

エンジニアになる前

私は少し変わった経歴をもっている。

もともとは渋谷のクラブ(音楽の方)でマネージャー業をしていた。いわゆる深夜飲食業である。水商売とも言う。土日は絶対休めないし、あっても週に一度しか休めないし、その休みは仕事のために使うし、お酒を飲んでなんぼの仕事なので普通の人から見たら想像を絶する量のお酒を飲むしで、まぁ思い返せば過酷な仕事ではあった。

たぶんだが、給与もそこまで多い方ではないと思う。じゃあ飲食業のメリットって何よ?と言うと、人と知り合う機会がとんでもなく多いことではないかと思う。毎日のように何人も新しく知り合うし、酒の場なのですぐに打ち解けられるし。実際自分がエンジニアになってからわかったが、オフィスワークの今と比べると比較にならないほどたくさんのつながりができた。コネクションは大事だ。今思えば私は周りの友人たちに恵まれていると思う。

クラブ店長をしていて感じたのは

  • 極端な属人文化
    • 店長業務は換えがきかない
  • 独立を目指すのが前提
    • ぶっちゃけ独立しないと将来的な給与はあまり期待できない

である。

冷静に考えると、別に独立したいとも思ってないし、経理作業とかしたくない。休みが少ないと、子どもとかと接する機会も少ないし、もし子どもになにかあった時すぐに駆けつけられるの?「そんな不安定な生活嫌だ。」そう思ったのだ。そう、私には結婚願望があった。

結論、「ならば今の仕事は辞めるべきなのではないのか?」

この時30歳である。

エンジニアへ転職した流れ

転職すべき、と考えてからは早かった。

  • 転職すべき職種は?
  • 手段は?
  • 現職の後釜育成
    • これはテーマとずれるので割愛

この3つに注力した。

職種は技術職、将来性があり、オフィス業務を希望していたので、エンジニア一択であった。転職手段はコネ一択。知人の中で未経験エンジニアをリファラルでとってくれる会社で働いてる人を探す。手当たり次第。30歳での未経験なんてハードルが高いのはもちろんわかっている。なのでコネ一択である。

知人にあたった結果、選択肢は3つほどあり、その中から一番厳しい会社を選択した。

30歳を越えてからの未経験の技術職。なまけ癖のある私はとにかく厳しいところに行って、「やるしかない」の環境を作ったほうが良いと考えた。

結果、必死で業務をこなしたおかげで最低限の知識と技術はついた。そのおかげでさらなる転職ができたのである。

エンジニアとして、より良い会社へ転職

本記事の本題である。というかこの記事に興味がある方、直接私に相談してきた方はここまでの内容には興味ないだろう。じゃあ書くな。

まず一番聞かれたのは「転職ってすべき?」である。

結論から言うと、迷ってるなら転職すべき、である。迷っている、選択肢として考えているということは、今の職場に対して何かしら満足していないことがあるのである。考えるべきは、何のために転職するのか?である。ほんとんどの人は、”今より良い生活を送りたい”から転職するのである。

  • もっと給与がほしい
  • 福利厚生が充実してるとこがいい
  • もっと成長できるところがいい
  • ワークライフバランスを重視したい

など、書いたらキリがない。だから、自分の中で重要度づけすると良い。私がエンジニアとして2社目を考えた時は

  1. ワークライフバランス
  2. もっと成長できる
  3. 給与

の順番であった。そしてエンジニアとしての転職はは先輩からのお誘いであっさり結末を迎えた。その先輩は1社目にもともといた人で、とても技術力が高く、仕事に対する考え方もとても合理的で一番尊敬していた人だ。そして、その人は私が入社当時、とても私を嫌っていたらしいw30歳の未経験なんて使えないの確定やん…とということで一切興味なかったらしい。そりゃそうだ。

だが、ひたむきに真面目に頑張ってる私を見て徐々に考えを変えてくれたらしく、その先輩が辞める時にはその会社内では一番仲が良かったのではないだろうか。そんな先輩が退職し、数年経ったあとにありがたくお声がけいただけたのだ。

そう、つまりコネである。

コネを得る機会は無数に存在する。SNSだって良い。チャンスはどこにあるかわからない。それを常に意識することが大事だ。

結論

  • 転職は迷うくらいならしよう
    より良い人生を送るために少しでも良い環境を狙おう。
    そのために何が必要か考えよう。
    ↓例
    • 技術力
    • 実務経験
    • 柔軟な思考と貪欲な姿勢
    • コネ
  • 技術力
    どんなエンジニアになりたいかを決めよう
    • いきなりフルスタックなんて無理無理
    • 現時点で未経験ならなんでもいいから雇ってくれるところに入って実務経験をゲットして、その中で知識を得てから自分の方向性を決めていく
    • 得意分野をゲットしてから幅を広げていこう
  • 実務経験
    未経験でいきなりフリーランスなんて希望しても無理。信頼度ゼロである。とにかく一回でいいから会社に属して実務経験は積むべき。
    会社にいれば相談相手も学ぶべき先輩もいるので、とにかく貪欲に吸収する。
  • 柔軟な思考と貪欲な姿勢
    これは地味に大事で、エンジニアリング技術はすごい速度で変わっていくので、固定概念をもっていると成長の阻害になる。今までの知識が最適解でない、という疑いは常に持つべきである。
    そしてすごい速度で変わるから、貪欲に学んでいかないとすぐにおいていかれる。インプット・アウトプットの意識は常に持つべき。
  • コネ
    そして最後、コネである。これは最適解がない。すでに書いたように、私はコネのみで生きてきた。そのコネたちは色々なところで得てきた。”どこでコネを得られるかわからない”を意識することがとにかく大事だ。
    SNS、職場、github、ブログ…
    なんだっていい。常に誰かの目につく、と考え、自分の技術力や考え方などをしっかりアウトプットすることが大事である。

最後のコネが具体性に欠けてしまったが…私からお伝えできるのはこの程度だ。それでも、家族楽しく生活できる程度にはやれている。

”常に今より良い生活を”を忘れずに、何をすべきか整理しておけば困ることはないと信じて生きていきましょう!